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ポルトガルの首都、リスボン。大西洋に程近い立地により、中世・大航海時代には数多くの冒険者達を見送ってきました。大航海時代にもたらされた富により建てられたジェロニモス修道院やベレンの塔をはじめ、今も大航海時代の面影が残る建築様式や街をぜひ自分の足で歩き、町の空気をその肌で感じてほしい街です。
リスボンのみどころ
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ジェロニモス修道院
大航海時代でもたらされた富をつぎ込み16世紀はじめに着工されたジェロニモス修道院は、ベレンの塔とともに世界遺産登録資材にも指定されるリスボンのランドマーク。
マヌエル様式を代表する建築様式の細かい彫刻は当時のポルトガルの繁栄をうかがわせ、ポルトガル建築の最高峰とも讃えられた。
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発見のモニュメント
1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して作られた大きなモニュメント。
大航海時代を牽引した33名の偉人達が立ち並び、モニュメント前には大理石で書かれた大きな世界地図。そこにはポルトガルが各地を発見した年号が刻まれている。
時間があればぜひ展望台にものぼり、テージョ川を見渡したい。
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ベレンの塔
ジェロニモス修道院と共に世界遺産に登録されているベレンの塔。
元はテージョ川を通る船の監視と、河口防衛のための要塞として建てられたが、後世、税関や灯台としても使われた。かつて作家司馬遼太郎に「テージョ川の公女」と賞賛されたことも。
内部見学の際は上下6層の階層の移動がすべて階段となるため、歩きやすい靴で向かいたい。
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コメルシオ広場
コメルシオ広場は、1755年のリスボン大地震で破壊されたマヌエル1世の宮殿があったことから、、
別名「王宮広場」と呼ばれている広場です。
テージョ川に面した広場はとても広くて、人々が散歩したり、休憩したりとのんびりとした雰囲気。
中央にはドン・ジョセ一世の騎馬像がそびえていて、目の前の道は路面電車も通ります。
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ロシオ広場
ロシオ広場は、リスボンにある1番の繁華街「パイシャ」にある広場です。
正しくは「ペドロ4世広場」と呼び、中央には初代ブラジル皇帝を務めた「国王ペドロ4世」 の銅像があります。
足元に続く白と黒の石畳のモザイクと2つの噴水が美しい広場で、周辺には人気のカフェや土産物を売る店も多く並んでいます。
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サンタ・ジュスタのエレベーター
人気の観光名所の一つである、高さ45mの屋外の巨大なエレベータ。
高低差の激しいリスボンにおいて、低地バイシャ地区と高地シアード地区を結ぶ役割を果たしている。
有料で長い列に並ぶこともあるので、時間に余裕を持って訪れたい名所。
※エレベータを使用しなくても高台への移動は可能。
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トラム
リスボンの風景で必ずといっていい出てくる路面電車。
坂の多いリスボンを効率よく移動する交通手段で、レトロな外観からも人気を博している。
特に人気が高いのは、観光エリアを走る28番線。電車と街並みを写真に収めたら、ぜひ実際に乗車も楽しんでみたい。
リスボンのグルメ
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パステイス・デ・ベレン
ベレン地区、ジェロニモス修道院に程近い位置にあるのがパステイス・デ・ベレン。ポルトガルの伝統菓子エッグタルトの老舗である。持ち帰り用もあるが、ぜひ時間があれば店内で出来たてをご賞味あれ!
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ビファナ
ポルトガルのB級グルメで、パンに豚肉を挟むだけのハンバーガーのような料理。全土で食されているため味は店毎でも異なるが、スパイスとにんにくで漬けられたピリ辛がクセになる味付け。
一つ2ユーロ程とお手頃価格なのも、お勧めのポイント。
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パステイス・デ・バカリャウ
ポルトガルを代表する食材「干しダラ」のコロッケ。タラとマッシュポテトなどを素揚げにしているため、軽い口当たりで食べ進めることができる。
塩漬けのタラの風味を感じつつワインを傾けると、気分はポルトガル人。
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サルディーニャス・アサーダス
大西洋に面するポルトガルでは、日本と同じく海鮮料理が有名。中でもイワシをシンプルに塩焼きしたものは、定番料理の一つ。ふっくらした肉厚なイワシを炭火で塩焼きにし、オリーブオイルやレモンで簡単に味付けをして頂く。
日本人にも食べなれた魚でも、ポルトガルでは違った味わいを感じることができるだろう。
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ヴィーニョ・ヴェルデ
直訳すると「緑ワイン」という意味。ワインの色味自体は白ワインに近いが、熟する前の緑のブドウが原料となり、爽やかさを感じるフレッシュなワインになっている。
アルコール度数も控えめで微かに発泡性のため、アルコールが苦手な人でも飲みやすいのが特徴。海鮮との相性も良く、しっかり冷やして料理に合わせるのがポルトガル流。
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パン・デ・ロー
カステラは日本でも馴染みある焼き菓子だが、元々はポルトガルの修道院で作られたこのパン・デ・ローが元祖。中まで火が入ったタイプと半熟タイプの2パターンがあり、どちらもポルトガルで愛されている。
日本から遠く離れた異国の地で、懐かしさを感じる本場のカステラを味わってみては?