スリランカの南端に位置するゴール。
インド洋に突き出した半島にある旧市街が砦で囲まれた世界遺産の要塞都市です。
ポルトガル・オランダ・イギリスからの支配の歴史を経たゴールは、今でもその面影を残したコロニアルな街並み。
旧市街には灯台、時計台、教会、モスク、白亜のコロニアル建築などおすすめの観光スポットが集まっています。
砦の上は歩くことができ、海に沈む夕日を眺めることができるゴールのおすすめスポット。
コロンボから高速道路を使えば約2時間30分なので、日帰り観光も可能です。
要塞に囲まれた
世界遺産のゴール旧市街
World Heritage
ポルトガル・オランダ・イギリスとヨーロッパの大航海時代の影響を受けたゴールの旧市街と、街を囲む要塞は世界遺産に登録されています。旧市街北側のメインゲートをくぐると、タイムスリップしたかのようなコロニアルな街並みが。オランダやイギリス統治時代の教会やモスク、1883年から時を刻み続ける時計台や街のシンボル灯台など、ゴールの歴史を感じながら観光を楽しめます。旧市街エリアは広くなく、お洒落なカフェや雑貨店もあるので歩いて散策がおすすめ。疲れたらスリーウィラー(バイクタクシー)に乗ることもできます。旧市街の中には世界的名門アマンホテルの「アマンガラ」があり、ティータイムを兼ねて休憩に立ち寄るのもおすすめです。
岬に立つゴールのシンボル
灯台
Lighthouse
ゴール旧市街の南端の岬に佇む高さ18mの灯台。1848年のイギリス統治時代に建てられ、一度火事で焼失し、1939年に現在の灯台が再建されたスリランカ最古の灯台です。旧市街を囲む要塞の上を海風を感じながら歩くと灯台に到着。ここは朝日も夕日も眺めることができるおすすめスポット。特にインド洋に沈む夕日を眺められる夕暮れはとてもロマンティックな雰囲気なので、のんびりゴール観光をした後、夕日を堪能できるゴールのホテルに宿泊のスケジュールがおすすめです。灯台の前には教会のようなデザインのモスクもあります。
イギリスとオランダの紋章
オールドゲート
Old Gate
ヨーロッパによる大航海時代のゴールの歴史を物語っているのがオールドゲート。メインゲートとは異なり船着き場近くに位置する本来のゲートです。このゲートの見どころは紋章。外側にはイギリスの紋章、内側にはオランダ東インド会社の紋章が刻まれています。ゴールは16世紀のポルトガルの支配から始まり、17世紀にポルトガル軍がオランダ東インド会社に降伏したことによりオランダの支配へ移り、18世紀にはイギリスの支配下となりました。苔をむしたオールドゲートは、ゴールの歴史を静かに語りかけるゴールらしい趣のスポットです。
統治時代の歴史を語る
2つの教会
Church
ゴールにはスリランカで最も古いプロテスタント教会のオランダ改革派教会があります。古い墓地を教会に変えたため、床や教会を囲む石碑は墓石。床にも教会の発展に貢献した人々の墓石が埋められています。1分ほど歩くとイギリスのネオゴシック様式のオールセインツ教会もあります。アーチ形の窓のステンドグラスが美しい教会です。
インド洋を一望する絶景バワホテル
ジェットウィングライトハウス
Jetwing Lighthouse
ゴール旧市街から車で約10分ほどの海沿いに佇むスリランカが誇る天才建築家ジェフリーバワが設計したホテル。海岸沿いの地形を活かし、目の前に広がるインド洋の絶景と建築がおりなす一体感は、自然と建築の融合を目指したバワ晩年の最高傑作とも言われています。 要塞都市ゴールに建てられたことにちなんで、街のシンボルである白い灯台を模してデザインされたことで「ライトハウス」の名がついたゴールを代表するホテルです。
カフェや雑貨店が集結
ダッチホスピタル
Dutch Hospital
旧オランダ軍病院を改装したダッチホスピタル。コロンボのダッチホスピタルが有名ですが、ゴールにも旧市街の海沿いにあります。カフェやレストラン、雑貨店やジュエリーショップなどが入ったお洒落なショッピングスポットです。2階の海側のレストランのテラス席から、潮風を感じながら食事やお酒を楽しんだりもできます。
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