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現地情報
[タヒチ] 【新型コロナウイルス感染症の増加を抑制に向けた追加措置】
タヒチ政府観光局
2020年8月17日 コロナ関連情報 入国情報
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最初の症例がタヒチの島々を含む世界の観光産業に大きな影響を与えて以来、フランス領ポリネシア政府はウイルスの蔓延回避を目的とした衛生対策を確立しています。タヒチの島々は、2020年7月15日から国際国境を再開するにあたり厳格で革新的な医療規格を採用し、ウイルスの影響を最小化する為の努力を続けています。
● フランス領ポリネシアへ向けた国際線出発の3日前までに実施されるRT-PCR検査の実施
● オンラインETIS(電子旅行情報システム)フォームによる事前申告
● 旅行者の到着から4日後に実行されるRT-PCR自己検査
今日に至るまでこの規格の運用は当初の計画通りに機能しています。具体的には、保健当局はポール・ゴーギャン・クルーズの乗船者から初のCovid-19ウイルス感染の旅客を迅速に検出し、2020年8月1日に当該旅客を即座に隔離、クルーズ船に乗った伝染の連鎖を制御することができました。その後の検査では、乗客・乗員の間で感染症例は検出されていません。
一方、タヒチでは他の国々と同様に症例数の増加に直面しています。2020年7月15日以降、タヒチでは77件の症例が記録されています。これらは主に、複数の局所的感染を引き起こした2つの集団感染に由来したものです。事実、感染者のほとんどはフランス領ポリネシアに定住するために入国した居住者または新居住者でした。
これら症例の予測可能かつ不可逆的な増加により、危機の発生以来、ウイルスの感染拡大を制御してきたフランス領ポリネシア政府は、衛生規格の強化を決定しました。
当局は、8月12日から8月25日までの14日間(延長される場合があります)の間、フランス領ポリネシアで適用される4つの措置を発表しました。
● すべてのナイトクラブの閉鎖。
● 公道または一般に公開されている場所での50人以上の会合は、高等弁務官事務所の事前の許可が必要。
● レストランおよびバーでの厳格な規則の適用(利用客は常に着席し、各テーブル間の最小距離を1メートルに維持。施設内を移動するときはマスクを着用)。
● すべての店舗、水上タクシー/フェリー輸送、飛行機、公共の地上輸送、空港、フェリーターミナルでマスクを着用するという義務的規制に違反した場合の管理と制裁の強化(約750ユーロの罰金)。
8月11日、この新たな4つの健康対策の発表と同時に行われた大統領および高等弁務官の公式スピーチでは、本規則の重要性、地元住民、旅行者または帰国者、その友人、家族が規則を尊重する必要性が強く説かれました。
タヒチ観光局 CEO ジャン・マーク・モスランも次のように述べています: 「旅行者とタヒチの住民のすべてがフランス領ポリネシアにおいて規則を尊重してくれる事によって、今回の議定書と衛生対策は最大の効果を発揮します」
本規則の必要性を強く求める目的で、すべての入国者の国際空港到着時に、旅客と地元住民の健康を維持する為に必要な規制と手順をまとめた書類が手渡されます。
≪タヒチの島々について≫
タヒチの島々は南太平洋の中心に位置する118の島々で構成され、白砂のビーチや色鮮やかなブルーラグーン、手付かずの自然や美しい景観、タヒチの人々による心温かいおもてなしなど、世界に類を見ない「自然」と「こと」と「出会い」の魅力がつまったデスティネーションです。
≪タヒチ観光局について≫
タヒチ観光局は、一般にタヒチと呼ばれる仏領ポリネシアのDMO(デスティネーション・マーケティング・オーガニゼーション)です。タヒチの島々への観光客誘致を主な任務としており、18の国際市場を対象に世界12支局と協同する現地チームで構成されています。